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流体工学研究室紹介(杉田尚弘)

卒業研究テーマと概要

・気流方向が車体の空力特性に及ばす影響に関する考察

 自動車が走行する際の走行抵抗については、走行中様々な方向から横風が吹いてくるため、その際の空力特性を知ることは重要である。しかしながら、系統的な空力特性のデータはあまり見当たらない。そこで気流方向の影響について本研究では、気流方向を変化させて抗力係数・揚力係数・ヨーイングモーメント係数について風洞を用いて測定し、空力特性を明らかにする。また走行中は気流方向に軸を持つ縦渦が発生するが、このような渦流れは非定常で複雑な流れのため、数値解析により渦度・圧力分布を解析し、流れの非定常性の検証を行う。

・自動車後部下面の最適化に関する研究

 自動車の空力特性は、自動車のボディの形状によって流動が大きく変化するため、空力デバイスを取り付け空気の流動を変化させ走行の安定性、空気抵抗の低減の向上を図ることが出来る。本研究では、1/10スケールの模型車両を用いてリアバンパの形状を変化させることにより、空力特性にどのような影響を及ぼすかを風洞実験により検討する。

・自動車の空力デバイスによる空気力学的研究

 自動車の空力特性は、その自動車の形状によって大きく変化する。そのため、空力デバイスを取り付けることによって、空力特性に影響を与え、走行安定性を向上させることが出来る。本研究では、空力デバイス(リアウィング)を取り付け、その形状と取り付け高さによる空力特性の変化を、風洞実験によって調べる。