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交通システム工学研究室紹介(森下美津恵)

卒業研究テーマと概要

・帆走推進による陸上交通システムに関する研究(ボディの設計)

 現在、地球は多くの環境問題を抱えており、その一つとして地球温暖化が大きな問題となっています。その原因は人間活動による温室効果ガスの過剰な排出によるものであり、中でも産業革命以降の化石燃料の使用による二酸化炭素の急激な増加によるものと考えられています。交通システムも高速化、大型化へと飛躍的に進歩してきましたが、それと同時に大量の二酸化炭素を排出し全体の約4分の1に達しています。21世紀に入り、世界は「エコ」へと移り変わり、太陽エネルギーや風力エネルギーのような循環型エネルギーを利用し地球環境への負担を小さくしていかなければなりません。そこで、我々は風力エネルギーを動力源とする帆走推進による陸上交通システムの設計を行います。今年度は昨年度のモデルベースにさらなる軽量化を検討しました。

・帆走推進による陸上交通システムに関する研究(台車とレールの設計)

 昨年までは、ボディや帆、補助動力装置に比べると台車とレールについての検討があまり進められていなかった。このことから、台車とレールの設計し、小規模交通システムを現実的にする必要である。本年度の研究では規制品を使用し検討を進める。本研究は脱線の恐れが考えられるのでモノレールやジェットコースター方式を検討していく。

・帆走推進による陸上交通システムに関する研究(補助動力システムの設計)

 本研究の課題は、風力を主動力源とする短距離移動用の小規模交通システムである。昨年度の本研究では、風力が設定値を下回るような状況においてもある程度安定した運行をさせるために、小型のインホイールモーター・バッテリーを車両内に搭載する方式の補助動力装置の検討を進めていた。本年度は、これに加えて走行抵抗を利用したダイナモの搭載と、補助動力装置であるバッテリーの充電施設の検討を進める。